オススメ作品を布教したい、広げよう作品の輪

オススメの小説漫画などの作品を紹介します。

家族ドラマに感動したい!パパのいうことを聞きなさい!作品紹介 レビュー

はいどうも、皆さんこんにちはこんばんは初めましての方は初めまして!砂の蒼です。

 

引き続き、オススメ作品を紹介するという事で記事を書いていこうと思います。

 

 

 

今回ご紹介させてもらう作品は「パパのいうことを聞きなさい!」です。

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この作品の詳細をご紹介させていただきます。

 

レーベル:スーパーダッシュ文庫

著者:松智洋

イラスト:なかじまゆか

2011年より、集英社各誌にて漫画化作品が連載されたほか、2012年1月から同年3月までテレビアニメ版が放送された。その他にもゲーム化など様々なメディアで作品が出ている。本編完結後の2016年1月に後日談を描いたスピンオフ作品のリリースが発表されたが、同年5月に作者の松が病気により他界。作品そのものは執筆が完了しており、2016年7月22日に発売された。本編18巻+後日談1巻の計19巻。

 

 

では、この作品を今回オススメするのに至った理由をお話しします。

皆さん家族ドラマに飢えてませんか?

そう思ったからです。というのも今季アニメで放送されていた「かくしごと」を見ていたらふと家族系の話を読みたいなぁと思ったんですよね。こう、家族の絆で様々な問題や悩みを解決して成長していくやつ、そういうのが読みたいって思ったんですよ。

最近異世界系の作品ばかり読んでいるせいか、たまにこういうの読みたくなる気持ちもあるんです。

 

そこで、私激推しのこの作品を紹介しようと決めたのです。

では、さっそくあらすじ紹介行ってみよう!(一部ネタバレあります)

 

主人公・瀬川祐太は、大学に入学し新生活をスタートさせたばかり。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉・祐理に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性・小鳥遊信吾と結婚したため、義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから、姉夫婦の家庭とは距離を置き、1人で暮らしていた。

そんなある日、アパートに突然訪ねてきた姉に、美羽ひなという3人の娘たちとの半日だけの留守番を頼まれた祐太は、渋々それを引き受ける。しかし、そこで垣間見た幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子に、くだらない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきたことを後悔し、今までの不義理を返して姉家族との関係を修復しようと決心する。

その矢先、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、彼らは消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘たちは親族会議の末、全員バラバラにされそうになる。自分自身も両親を亡くし、姉に引き取られた過去を持つ祐太は、三姉妹に過去の自分を重ね見て、全員自分が引き取ると宣言。小鳥遊家の親族たちとの夜通しの話し合いは平行線を辿ったため、たちは翌朝早く家出同然で祐太が住む6畳1間のアパートに転がり込み、4人暮らしを始める。

最初は、慣れない家事や狭い部屋で問題ばかり起こったものの、ひなのお遊戯会で祐太と三姉妹の強い絆を見た親戚たちにも認められ、4人はかつて三姉妹が信吾祐理と暮らしていた元の家で暮らせるようになる。

その後も、美羽実母サーシャの来日、新しい家族である犬のジュウベエが来たり、ひなの誕生日など、いろいろなことがありながらも4人は本当の家族以上にその絆を深めていく。(Wikipediaより引用)

 

はい、以上があらすじとなります。このあらすじは一巻のあらすじというよりもシリーズ通してのあらすじ見たいな感じですので、一部ネタバレのようになっていますが、それに行き着くまでの過程を楽しんで頂ければなと思います。

 

では、早速この作品がどういった方にオススメなのかをお教えします。

 

  • 家族のドラマが見たい人
  • 青春が好きな人
  • 人間的な成長を見るのが好きな人

 

以上3点になります。あと絶対的にお勧めな要素が一つあるのですが

可愛いキャラが見たいならこれを読め!

これに尽きますね・・・(´ー`*)ウンウン

ちなみに私はこの作品のキャラみんな大好き。という訳で簡単にキャラ紹介(ネタバレ含む)もしていきたいと思います!

 

  • 瀬川 祐太(せがわ ゆうた)

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    本作の主人公。多摩文学院大学文学部国文学科1年生(1 - 10巻)→2年生(11 - 15巻)→3年生(16巻) →4年生(17巻) →社会人(18巻)。誕生日は7月8日。

    同大学のサークル・路上観察研究会(通称「ロ研」)に所属している。幼い頃に両親を亡くし、姉・祐理に育てられてきた。自覚症状があるくらいのシスコン。

    祐理が信吾と結婚したいと打ち明けられたときは嫉妬とも羨望とも憎しみともつかない感情になり、祐理の結婚とともに距離を置くようになった。姉夫婦の飛行機事故をきっかけに、姉の娘たちである小鳥遊家の三姉妹を引き取り同居生活を始める。6畳1間のアパートで4人が生活するために学業の傍らバイト漬けの毎日を送り、3人を育てようと奮闘する。

    しかし、三姉妹のためにと思い自分を犠牲にして働くも、一人では三姉妹を守っているつもりで、その三姉妹に実は支えられていたという事実を、伯母にあたるよし子に告げられ、姉の願いは裕太も幸せになることだと諭され、改めて三姉妹と共に歩むことを決意する。

    何だかんだで面倒見のよい性格をしており、最年少のひなにもすぐに打ち解けて懐かれている。その性格も相まって、空、美羽、萊香、栞、サーシャ、ミキと複数の女性に好意を持たれているが、鈍感なためまったく自覚が無い。

 

  • 小鳥遊 空(たかなし そら)

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    三姉妹の長女。私の最推し超絶可愛いメインヒロイン

    物語開始当時14歳。中学2年生(1 - 10巻)→3年生(11 - 15巻)→高校1年生(16巻)→2年生(17巻)→3年生(18巻) 。誕生日は7月7日の七夕。人見知りかつ照れ屋な性格で、基本的には引っ込み思案なのだが、想い人である祐太が絡むと態度が変わることが多い。家族の前では、至って普通に接することができるため、美羽ひなの前では姉らしく面倒見が良い。

    小学生の時に、レストランで祐理が信吾を紹介する場があり、物語開始前から祐太とは面識があった。その時に、転んで怪我をしてしまう出来事があり、その際に祐太が手当てしてくれたことをきっかけに「お兄ちゃん」と呼び始め、初恋を芽生えさせた。

    しかし、祐太に引き取られた当初は、羞恥心や恋心から「お兄ちゃん」と呼ぶことが出来ずにいたが、ある出来事をきっかけにまた呼び始めるようになる。

    基本的に不器用で、祐太の事を助け、姉として妹たちを支えたいという思いで、お手伝い程度にしか出来なかった料理を積極的に取り組み始める。最初はハンバーグを焼こうとして家を焼こうとした事もあったが、ひたむきな努力とよし子や莱香たちから教わることで克服。後には裁縫も人並みにはできるようになっていた。

    実は、サブカル趣味の持ち主で、祐理に同人誌を買ってもらった際に、1コミケに連れて行ってもらう約束をしていた。親友である陽子から、空が同士であると見抜かれて以来、こっそりと同人誌を回してもらっている。

  • 小鳥遊 美羽

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    三姉妹の次女。物語開始当時10歳。小学5年生(1 - 10巻)→6年生(11 - 15巻)→中学1年生(16巻)→2年生(17巻)→3年生(18巻) 。誕生日は1月15日。ロシア系の母譲りの金髪が特徴の美少女。小学生とは思えないほど大人びた対応をするため、三姉妹の長女と間違われたこともある。

    祐太のことは「叔父さん」と呼ぶ。姉の空の思いを知っているためか口癖は「叔父さん、デリカシーに欠けますよ」。この口癖聞かないと美羽ちゃんがいるって感じしないってくらいよく聞きます。

    実は、実母のサーシャがとある有名俳優との間に儲けた子であるため、空やひなとの血縁関係はない。そのことを、自分を引き取りに来たサーシャから打ち明けられたときには大きなショックを受け、サーシャを拒絶し家出をする。しかし仁村の助言や祐太たちの支えもあって立ち直る。実母であるサーシャと和解し、以後は良好な母娘関係を築いている。この件がきっかけで、祐太に初めての恋心を抱く。様々な出来事を乗り越えていくことでその想いは日増しに強くなっていくが、空の純粋すぎる祐太への想いを理解していたため、姉のために身を引いた。

    元々ファッションセンスが高く、祐太の部屋で暮らしていたときの少ない洋服をリメイクしてコーディネイトする事の楽しさを知ったことで、実母のサーシャと同じくデザイナーを目指すようになる。

  • 小鳥遊 ひな

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    三姉妹の三女。個人的にひなはこの作品の物語上でのヒロインだと思う。それくらいこの作品はこの子を中心に回っている。
    物語開始当時3歳。保育園児(1 - 16巻)→小学1年生(17巻)→2年生(18巻)。誕生日は3月3日。姉妹の中で唯一祐理が産んだ実の娘であり、祐太と唯一血縁を持っている。そのため、祐太は他二人に比べフランクな態度で接している。話し方はまだ舌足らずで、祐太のことは「おいたん」と呼ぶ。

    まだ幼いこともあり、事実を受けきることが出来ないという判断で、祐理と信吾の行方不明は伏せられていた。しかし、あることがきっかけで、祐理と信吾にはもう会えないことに気付き、悲しみに暮れ、笑わなくなってしまった。小鳥遊家のムードメーカーでもあるひなの笑顔の消失により、悲しみに沈む小鳥遊家だったが、祐太と空と美羽が自分をどれだけ大切にしてくれていたかを知ることとなり、ある出来事から両親のあふれる想いも受け取り、現実を受け入れた。

    様々な困難や問題を乗り越えるとともに、新しい家族として迎え入れた老犬のじゅうべえとの出会い・喪失を経て、幼いながらも大きく人間的に成長していく。

主要キャラの紹介は以上となります。他のキャラについては随時更新していこうかと思います。

 

 

キャラクター紹介で分かる通り、この作品は色んな困難や問題が祐太たちに立ち塞がるんですよね。周囲の人物からの助けや衝突なども経て、それぞれが人間的に成長していき、未来へと進んでいく姿は感動します。しかも、ところどころに涙腺を緩ませるようなエピソードが多々あるから、涙もろいと泣きます。私は泣きました。特にじゅうべえのエピソードと最終巻で。

 

そのため、前述した家族ドラマや感動するエピソードに興味がある人には、是非読んでいただきたい作品となっております。本当にオススメです。巻数は多いですが、時間がるときなどにどうでしょうか?後悔はさせない作品だと思いますので是非よろしくお願い致します<(_ _)>

 

最後に商品リンクの方貼りますので、興味が湧いた方はご購入の検討をしてみてください。漫画やアニメもあります。どちらも小説の一巻までの内容をオリジナルを含めて纏めているので、作品の雰囲気を知りたい方はそちらもオススメです。続きが気になれば小説を買うのも選択肢としては全然アリです。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?この記事が読者の方のご参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

では、また次回の記事でお会いしましょう。

 

ハーレム好きならこれを読め!流されて藍蘭島 オススメ漫画紹介 レビュー

はいどうも、皆さんこんにちはこんばんは初めましての方は初めまして!砂の蒼です。

 

引き続き、オススメ作品を紹介するという事で記事を書いていこうと思います。

 

 

 

今回ご紹介させてもらう作品は「ながされて藍蘭島

 

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この作品の詳細をご紹介させていただきます。

 

レーベル:ガンガンコミックス

著者:藤代健

既刊34巻(2020年7月現在)

 

今回はですね、初の漫画紹介記事となります。この作品を選んだ理由としては、漫画の紹介記事を書くならこれと決めていたからです。

では早速レビューしていきます。

 

まずこの作品をオススメできる人はタイトルにある通り

ハーレム好きならこれを読め

 

これに尽きます。そう、この作品のジャンルはハーレムなのです。私の中でのハーレム作品の代表作品と言えば、この作品か「ネギま!」しか思いつかないぐらいのハーレム作品です。

以下あらすじ紹介します。

 

父親とケンカし、勢いで家出した少年・東方院行人 (14) は、乗った客船からうっかり転落。嵐に巻き込まれ、大波に飲まれた末にたどり着いた島「藍蘭島」は、脱出できない上、女性ばかりの島だった!?
個性豊かな女の子達と行人との、嬉し恥ずかし大騒動の島暮らしの日々を描く。(Wikipediaより引用)

 

あらすじにある通り、この作品に男は主人公以外ほとんど出てきません。というか、藍蘭島という島の中では主人公只一人です。もうこの設定の時点でハーレムですね。

この作品の登場人物たち、というかヒロインたちですね。この子たちは基本的に男について知らないので年頃の羞恥心のようなものが無く、ちょくちょく、いや一話に一回の頻度でサービスシーンがあります。パンチラなんて日常茶飯事すぎてもはやデフォですよ。

絵柄を見てわかる通り、2006年から連載された作品というのもあり結構古い絵のように見えますが、巻を重ねるごとに絵は上手くっているので、古臭いイラストが苦手、という人も一度読んでみるのはいかがでしょうか。意外と絵が上達していく過程を見るのも面白いものですよ。

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(最新刊 表紙)

 

この作品を読んでほしい人について纏めますと

 

  • ハーレムが好きな人

  • ほのぼのとしながらドタバタコメディが見たい人

  • ベタだけど初々しいラブコメが好きな人

 

こんな人たちにオススメできる作品だと思います。

ハーレムが好きな人に関しては前述した通りです。女の子しか出ないから大丈夫。

ほのぼのでドタバタコメディに関しては、この作品は全体を通してほのぼのです。命に関わるようなシリアスなシーンなんてありません。(唯一挙げるとしたら、女性耐性がない主人公の鼻血による出血多量

しかし、この藍蘭島ではちょっとした事件が良く起きますので、ある意味騒がしいドタバタコメディの側面も持っております。

ベタだけど初々しいラブコメ、これについてはそのまんまです。この作品のヒロインたちは基本的に最初から主人公が好きでは無いんですよね。ただ、男という知らない性別に対して興味があるだけで、主人公じゃなくても男ならそれでいいわけです。最初はそのような関係性でした。

各ヒロインたちと関わる中で、様々な事件や出来事から徐々に主人公に対しての恋心が芽生え始める、という流れで恋愛要素は進んでいくんですよね。ある意味王道系のラブコメとも言えます。ヒロインが主人公への恋心を自覚して照れたりする、そんなシーンを見るのが好きなら、この作品で需要は満たせると思います。というかヒロイン多いから供給過多になるんじゃないかな。がんばって受け止めて、とこれからこの作品を読む人にエールを送ります。

 

以上のおすすめポイントに当てはまるなら、是非読みましょう。興味が湧いたら、是非読みましょう。読むものが無いのなら、是非読みましょう。

 

 商品URLを下記に置いときます。ご購入の検討よろしくお願いします。

 

 

ながされて藍蘭島 コミック 1-33巻セット

ながされて藍蘭島 コミック 1-33巻セット

  • 作者:藤代 健
  • 発売日: 2019/11/12
  • メディア: コミック
 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?この記事が読者の方のご参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

では、また次回の記事でお会いしましょう。

 

オススメ作品紹介 吸血鬼は僕のために姉になる レビュー

はいどうも、皆さんこんにちはこんばんは初めましての方は初めまして!砂の蒼です。

本日2つ目の、オススメ作品を紹介するという事で記事を書いていこうと思います。

 

今回ご紹介させてもらう作品は「吸血鬼は僕のために姉になる」です。

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では早速この作品の詳細をご紹介します。

レーベル:ダッシュエックス文庫
著者:景 詠一
イラスト:みきさい
第8回集英社ライトノベル新人賞 銀賞受賞作品。
2020年5月27日 第1刷発行。

 

こちらの作品は、本当に最近出たばかりの作品なのですが、ツイッターの方で作者の方が何度もデビュー作という事で、宣伝していたりするのを見たことがきっかけでこの作品と出会いました。

私って結構吸血鬼っていう設定が好きですので、こういうタイトル見るとどうしても目が引かれてしまうんですよね。しかもイラストもドストライクときたもので、読まない訳が無いんですよ。

それで実際にこの作品を読んでみたのですけども

綺麗に一冊で纏められている、と非常に感心しました。続きがあってほしいと願うけど、この終わり方ならこの一冊だけでも十分納得・満足のいく作品だと思います。

この作品のテーマは、ちょっと切ないラブコメディという路線で、幻想種という一般人には基本的に認識されない、けれども自分たちの身近に確かに存在する種族と主人公が向き合っていくという作品です。

 

以下あらすじ紹介です。

 

丘の上の屋敷には、盲目の吸血鬼が住んでいる。そういう噂を聞いたのは、僕がとても小さな頃だ。
唯一の肉親であった祖父を喪った僕は、件の女性、霧雨セナに引き取られた。
彼女の正体は噂通りの吸血鬼。ただし、性格は心配性でおせっかいの姉といった感じで、おまけに物理的な距離が常に近い。
そんな彼女のまわりには、一つ目の怪物、犬の郵便屋など、多種多様な生き物が溢れていて、それらが視える僕には特別な力が宿っているらしい。
未知の世界で新しい家族、吸血鬼・セナをはじめとする人外の存在と絆を深めるラブコメディ。
第8回集英社ライトノベル新人賞《銀賞》受賞作!

以上があらすじとなります。

うん、私ならこのあらすじ見ただけで買っちゃうね。それぐらいにこのあらすじは、作品を読ませようと引き込んでくれると感じました。ここで興味を持たれた同志の人はもう買っちゃいましょう!!←強引な宣伝

 

では、この作品の感想を言っていきたいと思います。

とりあえず最初に言っときます。面白い、オススメ、是非買って。(語彙力消失)

この作品は、主人公が自分の存在について、家系の血、周りの幻想種、かつて街で起こった災害の真相を徐々に解明していくような流れになっています。

主人公は唯一の家族で会った祖父を亡くしてしまい、自分の存在意義を見失っていたのですが、引き取り先のセナさんとの出会い、とある出来事をきっかけに自分の視ていた世界がガラリと変わりました。そう、今まで見えてなかった幻想種が見えるようになるイベントが起きたのです。それからというものの、自分の血筋についてや、親友や幼馴染との関係性の変化があり、それらを周りの大人たちの助言や力を借りることで、向き合う覚悟を決めるなど、徐々に主人公が自分の存在意義を確立していくのが見られるようになります。特に親友の正体については必見です。

最終的に主人公がどのポジションになるのかは、本作を見て確かめてください。この作品銀賞受賞するだけあり、とても面白かったです。続編出て欲しいなぁ・・・。

 

はい、オススメ作品「吸血鬼は僕のために姉になる」の紹介・レビューでした。

以下に作品の購入リンク貼っておきます。

www.amazon.co.jp

 

最後までお読みいただきありがとうございます。次回もまた読んでくださると嬉しいです。では、また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

 

オススメ作品紹介 学校の階段 レビュー

はいどうも、皆さんこんにちはこんばんは初めましての方は初めまして!砂の蒼です。

前回に引き続き、オススメ作品を紹介するという事で記事を書いていこうと思います。

 

今回ご紹介させていただく作品は学校の階段です。

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この作品の詳細をご紹介します。

 
レーベル:ファミ通文庫
著者:櫂末高彰
イラスト:甘福あまね
本編10巻+短編集2巻+外伝3巻の全15作。
第七回えんため大賞優秀賞受賞作品。実写映画化もされている。
2009年7月にシリーズ本編完結。
 
こちらの作品はコミカライズもされているので、ライトノベルコミック実写映画とメディア展開されています。この作品が世に出始めた頃、2006年前後のラノベ業界は次々とラノベ原作(涼宮ハルヒの憂鬱ゼロの使い魔灼眼のシャナ)のアニメ化がされたため、活気にあふれていた時代でした。HJ文庫GA文庫ガガガ文庫などのレーベルも業界に参戦しかなりライトノベル業界の基盤を支えていた時代とも言えます。
 
この時代で同じく出版されていた作品ですと、狼と香辛料けんぷファーアスラクライン「C3-シーキューブ-」などがあります。どれも懐かしい作品だなと思うのは歳のせいかな・・・、やばいやばい。
 
次は、あらすじを紹介いたします。
 
季節は春。高校生活を楽しく送れる楽~な部活に入るために見学に余念がない主人公、神庭幸弘(かんばゆきひろ)は、ある日、校内を走り回る「階段部」なるものと出会う。学校非公認、邪魔者扱いの部にムリヤリ体験入部させられることになった幸弘だったが、ひたむきに「階段走り」にかける部員たちの姿に自分の中で芽生えた欲求に気付き始める。「とにかく走りたい!」そして幸弘は走り出す!ビバ青春の無駄足!真正面から「若さ」を描く学園グラフィティ!!
 
以上があらすじとなっております。ジャンルとしては学園ラブコメ?に入るのかな・・・、最初の方はラブコメ要素というよりも階段レースというのに注目しちゃうから、あまりラブコメ要素は目立たないけど、シリーズ中盤からはとてもラブコメ要素は強くなりますね。けど階段レースという、いわばスポーツ的な側面のある競技も相まって全体的にドラマ性があるって感じです。たぶんこれが実写化された理由でもあるのかな?
 
さて、階段レースについてお話しましたが、階段レースってなに?って思っていますよね。ですから階段レースについても少し解説させていただきます。
 
階段レースとは?
階段部のメイン活動。
その実態は階段だけでなく廊下・屋上・グラウンド、果ては壁・プール施設の飛び込み台のような危険なショートカットコースから、
誰も実行してはいないが職員室内を全力疾走で突っ切るなどの「学校全体を使った危険ではた迷惑な障害物競走」。
「障害物」に「人」も含まれ、常時・下校時間・部活動の活動場所・特別行事の際における生徒総量の下調べ等が重要視され、
刻々と変化する障害物の状況によって最適なコースを選び出さなければいけない。
「ただ足が速いだけ」では決して勝ち抜けることの出来ない、「体技」と「頭脳」の両方が要求される異種競技である。(アニオタwikiより引用)
 
階段レースは種目が以下のように複数あります。
  • ショットレース:ある建物の1階から最上階までの一連の階段だけを使い、最下から最上階まで走り、壁にタッチして出発点まで戻る。
  • スタンダード:ある建物の1階から階段をかけ上がり、最上階の廊下を突っ切って反対側の階段を下り、最後に1階の廊下を突っ切ってゴール。
  • ラリー:いくつかのポイントが指定され、その全てを通ってくればコースは指定されない。ただし、特定数の階段を通過すること等の条件が定められている。
 
他にも部活や階段レースのルールなどあるのですが、ここでは割愛させていただきます。
 
このように階段レースは、校内で行う徒競走みたいなものです。でも非公式でありながらも、部員はそれぞれレースで勝つために分析・研究などして切磋琢磨し、成長していくという、スポーツ系の作品に似たような雰囲気があります。
 
これらを踏まえた上で、この作品はどのような人にオススメかというと
  • スポーツ系のような作品が好きな人

  • 学園系でドラマ性のあるというジャンルに興味がある人

  • ブコメが好きな人

 以上の3点がオススメできるポイントです。他にもライトノベル業界の栄える黎明期の作品が気になる、読んでみたいと思う方にもオススメ出来ます。

 

では、この作品の感想を書いて行こうかと思います。

 

結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです。

まぁ、面白いという感想が出てこなければ紹介も出来ないんですけども・・・

入学したばかりで友達もいなくクラスに馴染めないでいた幸弘が、ある日校内で非日常に遭遇しました。その非日常はとても身近にあって、それで階段レースをする階段部部長の走りに目が奪われ階段レースを意識するようになります。実際部活に入ったのは半ば強制的な流れがあったのですが、どのような経緯があったかはご自身の目で確認してください。

階段部に入った幸弘は、それから階段レースについて知っていくことになるんですが、その過程で、他の生徒からの嫌がらせや生徒会の介入、家族との関係性などで様々な問題が立ち塞がります。幸弘はそれらの問題と直面し、逃げたり、怒ったり、納得できなかったり等いろいろな感情を抱いていきます。それでも問題と向き合うために、階段部の部員や家族からの助言、叱咤、激励などを受け、階段レースを通じて人間的に成長していく、そんな話となっていました。

うん、とても面白かった。この主人公が人間的に成長していく過程は何度見ても面白いと思えますね、というかこういうのが大好物なんですよね。

それにこの作品は、一部少年に受けが良さそうなものがあり、それは何かというと必殺技・2つ名があるということです。

階段レースをするにあたり、やっぱりキャラごとに走りの特徴が違うんですよね。それらを簡単に表現する形として、この作品は必殺技や2つ名が各部員に存在します。これに関してはもう本を手に取って読んで確かめてみてください。

一応いくつか例をあげますが、名前の由来は再三言いますが読んで確かめてみてください。

  • 九重ゆうこ
    高3。2つ名は《静かなる弾丸
    非常に強引で我が侭な階段部部長兼創部者。
    元陸上部障害物競走のエース。
  • 刈谷健吾
    高3。2つ名は《必殺Vターン
    階段を走るという行為に最初に取り憑かれた副部長。

 

作品の各メディアの購入URLを置いときます。

学校の階段(書籍版)

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学校の階段(コミックス)

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学校の階段コンプリートBOX(本編+外伝が揃ったお得なパック)

kindle限定です

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はい、以上が「学校の階段」の紹介・レビューでした。

記事をお読みいただきありがとうございます。また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

 
 
 

オススメ作品紹介 スカイワールド レビュー

はいどうも、皆さんこんにちはこんばんは初めましての方は初めまして!砂の蒼です。

前回に引き続き、オススメ作品を紹介するという事で記事を書いていこうと思います。

 

今回紹介する作品は「スカイ・ワールド

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スカイワールド―それは魔法と科学技術が同居する世界で、無数に浮かぶ島から島へと飛空艇で旅をするオンラインRPG。運営開始から一週間、数万人ものプレイヤーがスカイワールドの中に閉じ込められる事件が発生する。プレイヤーたちがいまだ現実世界への出口を見つけられない中、ジュンこと三木盛淳一朗は誰ともチームを組むことなく、持ち前のゲームセンスを武器に単独で攻略を進めていた。しかしある日、迷子の初心者・かすみと白魔術師のエリに協力を求められてしまい、三人で難クエストに挑むことになるのだが―。天空に浮かぶ唯一の浮遊島、第一軌道『アイオーン』を目指す、オンライン冒険ファンタジー。(あらすじより引用)

 

以上があらすじとなっております。ジャンルとしてはソードアートオンラインと同じような部類に入るデスゲーム系のMMORPGですね、発売時期的にも同じです。この作品はソードアートオンラインと違って、フルダイブ技術によっての転移では無く、本当に目が覚めたらゲームの世界に居たという違いがあります。

 

目が覚めたらそこは異世界だった・・・、的な展開って良いですよね。私は今でも異世界転生というのに憧れを持っています。いつか行ってみたいなぁ・・・。

それはともかく、この作品はですね。デスゲーム系という特徴がありながら一つデスゲームの中では珍しい設定があります。デスゲームってそもそもなんぞやという話からした方が分かりやすいとは思うのですが

 

登場人物が死を伴う危険な娯楽に巻き込まれる様相を描くようなフィクション作品、およびそのようなフィクションの劇中で描かれる、参加者の生死をチップにした架空の娯楽のことを指す作品。(Wikipedia引用)

 

これをデスゲームといいます。

説明に書いてある通り命を懸けたストーリーになるわけですが、命って基本一つしかないですよね。だから死んでしまってはそこで終了となるのが道理という物なのですが、このスカイワールドという作品は残機があるんですよね。この作品では二回までの死は許容され死んでも復活します。しかし、三回目の死は復活することなくこの世界から消えてしまう、そういう仕組みになっています。

 

この設定は面白いと思いましたね。デスゲーム系の作品ってやっぱり終始命懸けですから雰囲気がピリピリしすぎているんですよね。余裕が無いというか。けどこの作品には残機があるからある程度余裕が出来るため、登場するキャラたちもどことなく心に余裕を持ちながら冒険をしている、そんなイメージがあります。もちろん死に対しての緊迫感はあるのですが、キャラクター達がそれぞれ余裕をもってやりたいことが出来ていたするのは、読んでいて楽しかったです。

 

それらも踏まえてこの作品がどのような人にオススメ出来るかというと

  • MMORPG系のジャンルが好き、興味がある人。
  • キャラクターに魅力を感じたい人
  • キャラと共に冒険をしたい人

 

こんな方にはオススメな作品となっております。では、解説をしていきましょう!

 

  1. MMORPG系のジャンルが好き、興味がある人。
    この作品がMMORPG系のジャンルということもあり、好きな人には全然オススメ出来る作品ですね。興味がある人に関しては、MMORPGというジャンルを読むか迷っている人などには、スカイワールド自体が読みやすい作品ですので是非オススメしたいです。後述するのですが、この作品は結構キャラに入れ込める程魅力的なキャラたちが多く、私自身その世界に自分がいるような感覚になるほど移入出来ちゃうんですよね。そのため、スカイワールドは初心者にも読みやすい作品だと思います。

  2. キャラクターに魅力を感じたい人
    この作品は、前述した通り死ぬ=そこですぐ終わり、という事はないため登場人物が皆何かしらの特徴があったりします。一番特徴的だと感じたのは、やっぱり主人公でした。この主人公、名前を三木盛淳一郎、ゲーム名はジュンというのですが、こいつがまた変人というかなんというか・・・。簡単に説明いたしますと、このスカイワールドにはゲーム特有サブクエストなるものが存在しております。別段やらなくても問題ない、そんなサブクエスト。それをクリアするのが快感とまで称ほどのサブクエストマニアという一面がジュンにはあるのです。実際このジュンはサブクエストがあるか否かで行動指針を決めるシーンがいくつもあり、又サブクエストをクリアしていたからこそ救われるようなシーンもありました。このようにちょっとマニアック的なその人物を形作るうえで重要なちょっと変な特徴や性格をしたキャラたちがたくさんいるので、キャラクターに魅力を感じたいような人には必見の作品です。

  3. キャラと共に冒険をしたい人。
    これは、私自身がそのタイプだから一概にそうとも言い切れない部分ではあるのですが、この作品は結構世界観に浸れる部分というか没入できるんですよね。自分が主人公たちの近くに居て、自分も一緒に物語が進んでいくのを体験する、そんな錯覚を覚えます。ですので、サクサク読み進めたいという人にもオススメ出来ると思います。 

 

以上が、作品の紹介となります。あくまで一巻の触りの内容を解説しているので詳しく内容を知りたい場合は是非手に取って確認してみてください。凄くお勧めの作品です。以下にURL貼ります。

www.amazon.co.jp

 

はい、今回は「スカイ・ワールド」の紹介となりました。今度内容について詳しくレビュー出来たらなと思います。記事をお読みいただきありがとうございます。また次回の記事でお会いしましょう。





 

 

 

オススメ作品紹介 リアデイルの大地にて レビュー

はい皆さんこんにちはこんばんは!砂の蒼です。

前回初めての投稿として簡単に自己紹介のような、今後の方針のようなものをお話しましたが、とりあえず記事を書き続けようと思い、早速作品の紹介を始めようかと思います。

 

今回紹介する作品は「リアデイルの大地にて」です。

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まず最初に紹介する作品を何にするか悩んでいたのですが、なんだかんだで私の思い出に深く残っているような作品にしようかと思い、この作品を選びました。

 

リアデイルの大地にて」とはどんな作品なのか?以下あらすじ紹介いたします。

 

事故によって生命維持装置なしには生きていくことができない身体となってしまった少女"各務桂菜"はVRMMORPG『リアデイル』の中でだけ自由になれた。そんなある日、彼女は生命維持装置の停止によって命を落としてしまう。しかし、ふと目を覚ますとそこは自らがプレイしていた『リアデイル』の世界……の更に200年後の世界!? 彼女はハイエルフ"ケーナ"として、200年の間に何が起こったのかを調べつつ、この世界に生きる人々やかつて自らが生み出したNPCと交流を深めていくのだが――。(amazonより引用)

 

このように、今でも流行している異世界転生系の作品になっております。とは言っても実はこの作品、小説家になろうにて投稿されていた作品ではあるのですが、異世界転生物が流行り出した時代より前から存在していた作品ではあります。

私の偏見ではあるのですが、今流行している異世界転生物の作品のほとんどが

  1. タイトルが長い、説明文になっている。
  2. 露骨なハーレムや女性キャラが多い。
  3. 何のとりえもない主人公が無双

このような特徴があると思っています。

別段これらを否定するつもりも無ければ、むしろ私の大好物なものではあります(´ー`*)ウンウン。

話を戻しますと、これらの異世界転生物が流行り出す前の作品で、上記したような特徴に当てはまらない作品です。

簡単に対比していくと

  1. タイトルが長すぎず、説明文になっていない。
  2. 女性主人公であるため、露骨なハーレムも無く、登場キャラが全体的に落ち着いたキャラ設定。
  3. やや特殊ではあるが、主人公にはちゃんとした強みがあったうえで転生した先で無双している。

このような感じとなっています。

そのため、この作品をオススメ出来る人は

  • 昨今の異世界転生物に飽きた人
  • シリアス、ほのぼののメリハリがある作品を読みたい人
  • 全体的に落ち着いた雰囲気の作品が読みたい人

これらに当てはまる人には、結構読みやすい作品ではないかと思います。

 

では、ここから先は私個人の感想を書いていきたいと思います。

まずこの作品は、私にとって特別な作品でして、どのように特別かというと

所謂ネット小説というものを読み始めたきっかけの作品なのです。当時は中学生だった私は、ライトノベルばっか呼んでるような人間でした。ですが中学生の身で読めるライトノベルの数には限界があり、経済的な意味でも同じような作品をずっと読んでいました。(当時読んでいた作品はバカとテストと召喚獣

だけどやっぱり飽きというものがきてしまうんですよね・・・。読めるものがなくなり、日を重ねるごとに新しいライトノベルが読みたいという欲求が募りました。そんな中ふとした時に小説家になろうにたどり着いたわけです。そして当時どんなジャンルが流行っているかも知らなかった私がなんとなくタイトルだけで一番最初に選んだのがこの作品リアデイルでした。

そこからは画面で文字を読むという不慣れなことをしながら読んでいたわけですが、これがもう面白くて読むのが止まらなかったんですよね。

 

不慮の事故で亡くなり、リアデイルというオンラインゲームの世界に迷い込んでしまった主人公ケーナが生前の知識を基に、目覚めた村で情報収集をしていきます。しかし、このリアデイルは生前プレイしたゲームの200年もあとの世界というのが発覚します。200年も経過していると世界の情勢なども変わるもので、ゲームの知識しか持っていないケーナは、その時代では常識外れな行動が目立ってしまいます。というよりも、200年後のリアデイルは文明がゲームの時代よりも衰退しており、当時の技術をそのまま再現できるケーナは、ある意味で革新的なことばかりをしていくことになります。最初に目覚めた場所である宿屋には、女将の娘リットがおり、幼いながらも宿仕事の手伝いをする彼女のために、井戸水を楽に汲めるようにと水汲み機を作成したり等、これから先も色々とやらかしていくわけですね(技術革新的な意味で)。

主人公のケーナは最初の頃は世界を知るために情報収集を軸にして行動していくのですが、様々な事件や出会いを経て徐々に行動指針が変わっていきます。ケーナは、生前プレイしていたリアデイルでは、廃人プレイヤーといわれるような1100Lvのスキルマスターでした。スキルマスターは他にも何人かいるのですが、スキルマスターを象徴するような特徴があり、それが守護者の塔を所持しているという事でした。守護者の塔とは何かというと、スキルマスターとなったプレイヤーは、他のプレイヤーにスキルを譲渡することが出来る機能があるのですが、機能を実装した当初はスキルのクレクレが殺到したんですよね。そりゃあ、簡単にスキルが取得できる手段があるならクレクレになってしまうのも仕方がないのかもしれません。しかし、当のスキルをあげる側はたまったものじゃありません。結果的にスキルマスターの一人はそれが原因でノイローゼになり引退、他のスキルマスターも運営に抗議し、結果守護者の塔による試練をクリアすることでスキルが貰えるように調整されました。この守護者の塔の試練は所有者が自由に設定でき、ケーナの試練は無限に増え続ける階段を魔法を使わずに24時間昇り続けるという、試練の中では一番簡単なものです。これで簡単なら他の試練はどれだけ難しいんだ?と思いますよね。それはぜひ本編を読んでお確かめください!

話を戻すのですが、ケーナの行動指針はこの守護者の塔になっていきます。自分の守護者の頼みで、世界のどこかに存在する他のスキルマスターの守護者の塔を見つけるというスタンスで冒険をしていきます。その中で、生き残りのプレイヤーや忘れていた息子や娘たち、知らないうちに出来ていた孫やひ孫とも出会っていきます。

この子供達もまた癖が強くてとても魅力的なキャラばかりです。リアデイルの好きなところなのですが、冒険や戦闘って結構盛り上がりがあったりシリアスな場面になりますよね。これは私がネット小説でいろんな作品を読み続けていて感じることなのですけど、雰囲気にメリハリが無い・曖昧な作品は結構読み続けると疲れます。

 

例えばですけど、終始ほのぼのとしたものや、終始緊張感のある作品っていうのは結構あるんですよね。そういった作品って読んでみると本当に疲れてくるんです。そういったのを知っているからか、このリアデイルはそのメリハリがしっかりとあり、ずっと読み続けられる、疲れても心地の良い疲れを感じられる作品でした。というよりも全体的にほのぼのと仕上げられており、困難な場面とかも規格外な能力でバッサバサと解決するからあまりシリアスに感じずにいられるので読みやすい作品です。

 

という感じで色々とこの作品の感想を言ってみましたが、読んでみないと分からないというのはあると思います。書籍版となると1320円程しますので手も出しずらいという方も多いと思いますが、そんな方にはWEB版を勧めます。他にも手早く作品雰囲気を知りたい方には漫画版を勧めます。下記にリンク貼り付けます。

(リアデイルの大地にて WEB版) https://ncode.syosetu.com/n1247p/

(リアデイルの大地にて 書籍版 Amazon) 

www.amazon.co.jp

(リアデイルの大地にて コミック版 コミック版)

www.amazon.co.jp

 

いかがでしたでしょうか。ブログを始めたばっかで拙い文章だったり内容が分かりづらかったりしているかもしれませんが、この作品思い出補正もありますが非常にお勧めできる作品ですので、是非よろしくお願いいたします。

では、また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

 

 

 

ブログ始めてみました

どうも皆さん初めまして

砂ノ蒼と申します。

 

ブログというものが初めてでして、何をどう書いていいのかはまだ模索している段階ですけども

 

私のブログでは、ライトノベルや漫画などの作品を自分なりにレビュー、紹介していきたいと思います。

基本的には私の好きなものを紹介するだけなので、お目汚しすることもあるかと思いますがよろしくお願いいたします。