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オススメ作品紹介 吸血鬼は僕のために姉になる レビュー

はいどうも、皆さんこんにちはこんばんは初めましての方は初めまして!砂の蒼です。

本日2つ目の、オススメ作品を紹介するという事で記事を書いていこうと思います。

 

今回ご紹介させてもらう作品は「吸血鬼は僕のために姉になる」です。

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では早速この作品の詳細をご紹介します。

レーベル:ダッシュエックス文庫
著者:景 詠一
イラスト:みきさい
第8回集英社ライトノベル新人賞 銀賞受賞作品。
2020年5月27日 第1刷発行。

 

こちらの作品は、本当に最近出たばかりの作品なのですが、ツイッターの方で作者の方が何度もデビュー作という事で、宣伝していたりするのを見たことがきっかけでこの作品と出会いました。

私って結構吸血鬼っていう設定が好きですので、こういうタイトル見るとどうしても目が引かれてしまうんですよね。しかもイラストもドストライクときたもので、読まない訳が無いんですよ。

それで実際にこの作品を読んでみたのですけども

綺麗に一冊で纏められている、と非常に感心しました。続きがあってほしいと願うけど、この終わり方ならこの一冊だけでも十分納得・満足のいく作品だと思います。

この作品のテーマは、ちょっと切ないラブコメディという路線で、幻想種という一般人には基本的に認識されない、けれども自分たちの身近に確かに存在する種族と主人公が向き合っていくという作品です。

 

以下あらすじ紹介です。

 

丘の上の屋敷には、盲目の吸血鬼が住んでいる。そういう噂を聞いたのは、僕がとても小さな頃だ。
唯一の肉親であった祖父を喪った僕は、件の女性、霧雨セナに引き取られた。
彼女の正体は噂通りの吸血鬼。ただし、性格は心配性でおせっかいの姉といった感じで、おまけに物理的な距離が常に近い。
そんな彼女のまわりには、一つ目の怪物、犬の郵便屋など、多種多様な生き物が溢れていて、それらが視える僕には特別な力が宿っているらしい。
未知の世界で新しい家族、吸血鬼・セナをはじめとする人外の存在と絆を深めるラブコメディ。
第8回集英社ライトノベル新人賞《銀賞》受賞作!

以上があらすじとなります。

うん、私ならこのあらすじ見ただけで買っちゃうね。それぐらいにこのあらすじは、作品を読ませようと引き込んでくれると感じました。ここで興味を持たれた同志の人はもう買っちゃいましょう!!←強引な宣伝

 

では、この作品の感想を言っていきたいと思います。

とりあえず最初に言っときます。面白い、オススメ、是非買って。(語彙力消失)

この作品は、主人公が自分の存在について、家系の血、周りの幻想種、かつて街で起こった災害の真相を徐々に解明していくような流れになっています。

主人公は唯一の家族で会った祖父を亡くしてしまい、自分の存在意義を見失っていたのですが、引き取り先のセナさんとの出会い、とある出来事をきっかけに自分の視ていた世界がガラリと変わりました。そう、今まで見えてなかった幻想種が見えるようになるイベントが起きたのです。それからというものの、自分の血筋についてや、親友や幼馴染との関係性の変化があり、それらを周りの大人たちの助言や力を借りることで、向き合う覚悟を決めるなど、徐々に主人公が自分の存在意義を確立していくのが見られるようになります。特に親友の正体については必見です。

最終的に主人公がどのポジションになるのかは、本作を見て確かめてください。この作品銀賞受賞するだけあり、とても面白かったです。続編出て欲しいなぁ・・・。

 

はい、オススメ作品「吸血鬼は僕のために姉になる」の紹介・レビューでした。

以下に作品の購入リンク貼っておきます。

www.amazon.co.jp

 

最後までお読みいただきありがとうございます。次回もまた読んでくださると嬉しいです。では、また次回の記事でお会いしましょう。